2007年9月21日(金)
連休をとって九州へ行った。
九州と言っても福岡だけだけど。
福岡には祖父を始め、母方の親戚が住んでいる。
この仕事を始めてから、全然会っていなかった祖父に会いたかったのが一番の理由だった。
夜中の2時半、奈良を出発した。
車でだいたい10時間ほど、昼の12時半ぐらいにうきは市吉井町に到着。
まずは売り切れる前にと、「井戸」のうどんを目指した。
とても気さくなご主人が、奈良から来た私たちにうどんの説明をしてくれる。
冷たいうどんを欲張ってひと通り注文した。
種類によって全部違う麺を使っている。
一番驚いたのはそうめん。
作るときに油を使っていないそう。
細くて、茹でるのも食べるタイミングも少々難しいらしいけど、
モチモチしていてのど越しがよくて、とても美味しい。
ぶっかけうどんに醤油と酢をまわしかけて、沿えてあった薬味をのせていただくのもよかった。
店内の雰囲気もいい感じ。
次に「四月の魚」へ。
私だけは2回目の訪問だった。
「山下カバン展」の最中で、たくさんのカバンや袋類を展示していた。
「山下カバン」さんに行く道を教えていただいて、車で向かう。
山下さんには今年の初めに一度お会いした事があった。
今回行った時には、たまたま入れ違いになったらしく、山下さんはご不在だった。
サイダーとクッキーのセットを注文。
サイダーはなんと瓶ごと出してくれる。
しっとりしたクッキーで一時の休憩。
山下さんが帰って来られて、ご挨拶。
明日行く予定の「村上レシピ」さんへの行き方を教えていただいた。
偶然お会いした、木工作家のYさんの工房へお邪魔することに。
個展が近いとのことで、お忙しい中の貴重な時間を割いてくださった。
個展に向けてのたくさんの数の作品に圧倒される。
お料理もされるYさんは、焼き物にも興味をお持ちなのだろう。
焼き物の里もいくつか教えてくださった。
時間がなくて、今回は行けなかったけれど、またの機会に必ず訪れてみようと思う。
行く先々で薦められた川沿いのカフェへ行ってみた。
聞いていたとおり、この先に本当にあるのかと思うほど怪しい道をグングン進むと、
立派な建物が見えた。
「RIVERWILD」ではそこで作られたハムやソーセージが買える。
私たちは珈琲とホットドッグをその場でいただくことにした。
シンプルな天然酵母パンに、シンプルに挟まれたソーセージ。
それぞれが美味しいから、それで十分・・・。
若いBOSSが気さくに話し掛けてくれる。
このお店を始めるに至った経緯や、これからやっていきたいこと。
熱い思いに刺激される。
またお会いできるといいなと思う。
この日の最後。
車で30分〜40分ぐらいの小石原へ。
小石原焼きのすり鉢が欲しかったから。
今使っているのも小石原のものでとても重宝しているので、
同じ窯元の小さいサイズのものがあればいいなと思っていた。
行者杉の森を抜けたらすぐに、お目当ての窯元が見えた。
閉店ギリギリ。
6寸のすり鉢を見つけた。
これがあればすごく便利。
遠くから来てくれたと、山椒のすりこ木をつけていただいて、小石原を後にした。
原鶴温泉で宿泊。
明日に向けて早めに休んだ。