1月1日
旦那さんの実家でお雑煮を食べ、夕方京都の実家へ向かう。
体の節々が痛い。
1月4日
実家から奈良へ帰る。
年末から痛かった手足の関節は、このお正月で更にひどくなって、寝返りや起き上がることが難しくなってきた。
家族に勧められて明日病院に行ってみることにする。
1月5日
出産をした産婦人科へ。
関節と同じようにひどくなってきた乳腺の相談に。
右胸の一部が、カチカチになって、赤くなっていた。
一ヶ月検診の時に言われたとおり搾乳もしていたけど、一向に良くならず。
助産師さんに搾乳をしてもらい、抗生剤を処方される。
授乳中なので、なんとなく飲むのはやめておいた。
体の痛みはここではわからないとのこと。
総合病院に紹介状を書いてもらう。
1月6日
総合病院、総合診療科へ。
受付だけでも時間がかかる。
先生に痛みについて細かく説明する。
特に痛いのは右肘と右足首だと言っているのに、まったく診てはくれない。
両手のレントゲンと血液検査の採血に行って戻ってくるように言われ、それに従う。
戻ってくると、医大生が私のところへ来て、先生は出張に行かれたとのこと。
一週間後に血液検査の結果を聞きに来てくださいと。
とにかく痛みがひどいので、一週間耐えられませんと言うと、痛み止めのお薬が出てますと。
先生に授乳中だと伝えたのに・・・飲んでもいい薬ですか?と聞くと、わかりませんと。
何だったら薬はキャンセルしておきましょうか、と言われた。
我慢できないので、漢方とかはないですか?と聞くと、東洋医学なので・・・と。
この薬について聞いてきますと言うので、待っていると医大生の人が戻ってきて、婦人科の先生に聞いてみたら、授乳中の服用は駄目だと書いてあるが、今までに何も異常がなかったのでここでは処方していますと。
納得はいかないけれど、どうしようもないので、薬をもらって帰る。
子供の世話もできないので、母に手伝ってもらうため、明日実家へ帰ることに。
1月7日〜12日
実家で療養。薬は飲まず。
近くの鍼灸に通ってみる。
鍼をしたその日は痛みがマシになるけれど、次の日の朝、また痛くなっている。
子供を腕に乗せてもらって、授乳するのがやっと。
右の胸は更に赤く熱をもって、痛みもひどくなってきた。
1月13日
朝、京都から奈良へ戻り、血液検査の結果を聞きに行く。
数値を見ても、特にややこしい病気ではなさそうとのこと。
原因を聞くと、わかりませんと。
じゃあ痛み止めの薬を飲み続けるしか方法はないんですか?と聞くと、そうですねと。
何のためにこの病院に来ているのかわからなかった。
先生が何もわかっていないし、私の痛みを理解してくれていない。
誰に助けてもらっていいのかわからなくなった。
この日から、実家の母が泊まり込んでくれる。
1月14日
近くの個人病院へ。
乳腺の具合を見て、かなりひどくなっていると。
血液検査の結果は乳腺の方が邪魔をしているので、胸を先に治すように言われた。
先生の紹介で、乳腺外来のある総合病院へすぐに向かう。
この日は朝から胸の痛みがピークに達していて(火傷をしたような痛さ)触れられるのも怖いほどだった。
結局、相当な膿がたまっていたらしく、その場で切開になった。
先生は私の胸を見ただけで、体の痛みもこれで治るはずだと言ってくれた。
あまりの状態のひどさに、看護士さんたちも「よくここまで我慢してたなぁ」と。
治療は痛かったけど、1ヶ月ほどの辛さがこれで終わるような気がして、嬉しくなった。
早く元気になって、子供の世話をいっぱいしてあげたい。
1月17日
抗生剤を飲んでいるので、授乳はストップしている。
止めると母乳が出なくなるのではと心配していたけど、病院の助産師さんが大丈夫と言ってくれたので、ホッとした。
助産師さんが時々搾乳もしてくれる。
私の右胸には今もストローのような管が通っていて、そこから悪い膿が外へ出てくれるようになっている。
治るまでには時間がかかるらしい。
体の痛みは、嘘みたいだけどほとんどなくなった。
立ったり座ったり、どんな動きでもできるのが嬉しい。
今年初めて、元気になれた日。
お正月、京都の実家に初めて集まった3人の孫たち。
じいちゃん、ばあちゃんが嬉しそう・・・